全ての人に聞いて欲しい曲〜あなたの空はどんな空?〜

 

WESTVのアルバム詳細発表があった日、

私の目に飛び込んできた

 

 

「作詞作曲:重岡大毅

 

え??!

 

 

 

ええええええええええええええええええええええええ!?

 

 

 

正直ね、こんなことが2回もあるなんて

思ってなかったよ。うん。。。

 

 

 

 

「間違っちゃいない」

 

 

 

 

うん、間違っちゃいない、、

 

歌詞見た時、聴いたとき時の衝撃。

何度聴いたって苦しくなる。

あまりにも優しくて。

あまりにもストレートで。

でもほんとに優しくて…

 

 

涙 ひと粒 星降る夜に

光れない 馴染めない

なぜ同じように生きれないの

予定詰まった

カバン捨てて帰ろかな

眩しい近所の夜空

 

 

私がこの曲を聴いた時に思い浮かべた風景は、ほんとに近所の公園です。

ブランコ、滑り台、鉄棒、砂場、大きな木…

街灯が数本あるごく一般的な公園でした。

 

 

涙が出てくるくらい辛いことだったり悲しいことだったり納得いかないことって、生きていたら沢山あるよね。みんなと同じようにしたいだけなのに自分には出来ない。1度つまづいてしまって、こうなってしまったら立ち直るのなんて安易じゃないそういうもどかしさってきっと味わったことあるんじゃないでしょうか。1度つまづいてしまって、こうなってしまったら立ち直るのなんて安易じゃない。だんだんネガティブにネガティブに進んでいって、なのに私の元にはまだやらなきゃいけない事が沢山あって。もういっその事全部投げ出してやろうかって思う時もある。

 

この曲は、メンバーとの間に起こったことから生まれた曲であると知った時、

きっと重岡くんは

「みんなと同じように意見が言いたかっただけ。自分のやりたいことを言っただけ。なのにあんなに言わなくても、、」

って思ったんだろなって。

 

でもそれは、みんなが素敵なものを作りたい。楽しい!みんなが喜んでくれるライブにしたい!と思ってみんなが意見してることだから、きっと重岡くんを攻めようなんて思って言ってないし、真っ向から反対されちゃったけどみんながみんな必死だったんだよね。って丸く収めた。、

 

眩しい近所の夜空

 

風景でいえば、それこそ街灯だったり、

お月様だったり、星だったり、、

眩しい光がどこからか差し込んでたんだって思ったら、きっとなにかをもう見出してたんじゃないかって。落ち込んだり、傷付いたりしてても人間どこかで「なんだよ!」って思ってたり、「見返してやりたい!」っていう気持ちが少なからずは持ってるわけで。

それがどこからか差し込んでる光なのかな。

 

間違い探しの世界で

赤ペン持つのかい

インクが足らないね

 

正直、、難しい。

重岡くんの選んだ言葉を噛み砕きたいし伝えたいこともできる限り、正しく受け止めたいと思うから、乗り越しラブストーリーだって勝手に頭の中でドラマ作ったりなんかしちゃったし。

 

「間違い探しの世界で赤ペン持つのかいインクが足らないね」

重岡くんらしさがこんなにも全面に出てる。

 

世の中にはほとんどのものには、なにか基準となるものが存在しているかのように、「これはこうあるべき」「こうするべき」とかありがち。そこから外れてしまうと一斉に矛先が向けられる。人の粗探しや、人のことを見下したり、批判したり、これは間違いだ!なんて決めつけたり。そんなことしてると人のいい所なんて見つかんないよね。どんな意見を持っていようとそれはその人の意見である上、尊重されるべきものじゃないの?って。あ、、これも、「べき」が付くね(笑)

 

過去のことをとやかく言ったって、終わったことに対して善し悪しをつけた所で、それも大切だけど、そこに囚われすぎても、前に進めないよって。それを励ましてくれてるかのように「赤ペン持って自己採点なんかしてるの?そんなことしてるとインク足らへんで?」って言ってくれてるように私は感じた。

 

知ってる?ここまで書いたのにまだAメロ

 

 

間違っちゃいないよな
君と出会ったことも
夢を信じることも
答えに牙むいてさ
何度も何度でも
さよなら上の空
僕は僕で僕なんだ
間違っちゃいない
間違っちゃいないんだ

 

「赤ペン持つのかいインクが足らないね」

からサビにはいるんだけど、

サビにこそ伝えたいことがギュッとなってる。

 

人と比べてしまうことも、自分のことを自己採点してしまうことも、はたまた他の人に言われた言葉も、どれもこれも間違ってることは無い。

自分に対して何かを言ってくれる人も、その人と出会えたことで自分の新しいこと何かしれたんじゃない?自分の全てを肯定してくれる人がいいの?自分の悪い所まで言ってくれる人もありがたいんだよね。言われたことに腹たったことなんて何回だってあると思う。でもそれは一意見として受け入れたとしてもそれに影響されて変える必要は無い。自分がそうだと思ってるんだったらそれはそれでいいんじゃない??

「だって、、あなたはあなただから」

これが1番じゃない?

「自分は自分」ってことを見捨てないで。

10人いたとして10人が同じ意見を言うことって題材によるけどまぁ難しいじゃない。だからそれを一意見として受け止める。

逆に自分自身が他人を否定したりするようなことがあっちゃダメなんだけどね。

 

 

ないものねだり
タラレバを振り払う
朝の占い 横目で順位気にしてさ

理想と現実で結ぶ靴ひも
歩けるかな
教えて近所の青空

ぐるぐる渦巻く世界で
君が花びら
花丸つくれるね

 

あ、、これさっき言っちゃったな…

「もしも〜なら」「あの時〜だったら」

とかこれも結局は過去のことに囚われちゃって。

今日はどんな日になるんだろうって

朝の占いを横目で見てる。

 

私もそうです。

「占いなんか信じるか!」って思いながらもやっぱりこの歌詞の通りお手本のように横目で気にしてます。

 

中学生、高校生の時とか特にやけど、私には こうなりたい。っていう明確な夢があって、こんな人になりたいって人が居て。実際は思い描く自分の理想像と、実際の今の私ってほんとに違うくて。でも、最近は思わなくなった。それも重岡くんに出会ってから。「ああなりたい」「こうなりたい」とかはそりゃ思う。でも、その、靴紐を結んだことで私は理想と現実の違いに上手く歩けなくなってたし、実際に思い描く人になったとしてもそれは私ではなくて、私自身の個性が消えるようで怖かった。だから私はそんな靴すぐ脱ぎ捨てちゃった。

 

この歌詞はほんとに自分に当てはまりすぎてほんとにしんどかった。見透かされてるようで。胸に刺さる言葉と歌詞。

 

 

忙しなく進んでいく毎日の中で、先生や上司、同僚や友達、いろんな人と関わる上でなかなか認められなかったり、受け入れてもらえなかったり、「あぁ私って何してんやろ」「なんのためにこんなに頑張ってるんやろ」って思う時ないですか?私自身、過去の経験上「誰かがどこかで見てくれてる」って思ってた。でも、この曲聞いて

君が花びら 花丸作れるね

そう。これを読んでるあなた。

頑張ってること、やってる事、

1番知ってるのは他人ではなく自分。

自分で自分を褒めるなんて難しいし、それこそやばい奴なんじゃないかって思われるかもしれんけど、でもそれでいいんちゃう??自信もっていいんちゃうの?

って私はこの曲聴いて、そう言われた気がした。

 

間違っちゃいないよな
消えたくなった夜も
逃げたくなった朝も
まぁまぁカッコいいんじゃない
泣きたくて泣けなくて
"お疲れ"と夕日が ほら
君は君で君なんだ
間違ってもいい
間違ってもいいんだ

 

消えたくなったって、逃げたくなったって、別にいいちゃうん。実際に逃げたん??それでも頑張ったんじゃないん??そんな君は偉いんちゃうん。カッコイイじゃん!

 

消えたくもなるのに、逃げ出したくもなるのに、実際に実行する人ってあんまりいなくない?そこでまた頑張った、踏ん張ったあなたはカッコイイねん。

 

間違っちゃいないってホメチギリストみたいやね、、なんか自分の勝手な解釈やし。すごい受け身でしかない解釈やけど、すごい褒められるしすごい慰められるね。めちゃくちゃ寄り添ってくれる暖かい歌詞。

 

間違わない人間なんていない。

完璧な人間なんていないから。

君は君でいいの。

 

頑張れなくていい
嫌になったっていい
情け無くていい
ダサくていい
怖くなってもいい
どんな自分だっていい

 

私はここから号泣です。滝です。

 

今まではこう少し遠回しに言ってくれてた言葉を(私の勝手な解釈ではあるけど)ここに来てこんなにストレートにまとめてきた。

私は完全にトドメをくらいました。

 

いろんなことに対していろんな感情が湧いて、嫌になったり、もうがんばられへん!って逃げ出したくて、口に出してしまうことって私にもあるんやけどそういう時友達って「一緒に頑張ろうよ」「一緒にやろう?」って言ってくれるのね。もちろんやるし頑張れるけど。私が帰り道にこの曲聴くこと多いからここまで来てこう言われるとね…(´;ω;`)

 

完璧でいなきゃいけない。できなきゃいけない。みたいなレッテル貼られてるのがしんどい時もあるんやけど、帰り道にこれ聞いてるとほんとに、自分の気持ちに寄り添ってくれる曲だなって。涙が溢れてくる。

 

 

どうしようも無いくらい
どうしようの繰り返し
誰が明日を知ってるんだ
誰にも解らないから

 

ここも泣くよね。

新しい案を提案したり、何かやってみようって言うのって、やってみな分からへんし、そもそも、明日どうなってるかなんて誰にもわかりっこないんや!!!

当たり前のことだけど明日なんて誰にもわからへんのよ。

 

君と出会ったことも
夢を信じることも
答えに牙むいてさ
間違っちゃいないよな
目が合う近所の空
僕は僕で僕だ
間違っちゃいない
間違っちゃいないんだ
間違っちゃいない
間違っちゃいないんだ

 

友達だって、仲間だって、先輩だって、先生だって出会ったことで、力なり言葉なり何かしらは身についていませんか?言われた言葉やされたこと。そこから学んだことってありませんか?

 

あなたには夢はありますか?

なりたいもの、やりたいことありますか?

夢を見ることで何かを頑張る理由になってませんか?夢を見ることで人生楽しくなってませんか??(笑)

 

全部全部、間違ってはない。

結末に腹が立ったり、結果に納得いかなくったってそこで得られたものがある以上、その失敗や納得のいかなかったことは間違いじゃないし、そこまでに頑張ってきたものは何かしらの力として身についてる。

だからね。

「赤ペン持つのかい?インクが足らないね」

ってことです。

 

 

最初に「眩しい近所の夜空」

っていう話したと思うんだけど

目が合う近所の空

になりました。

 

あの時は微かに見えていて眩しかった光もこの曲聞いている人の心がこの曲聞き終わった頃にはしっかりと光っていてはっきりと空が見えるようになればなって思ったのかなって思ったんだけど、素敵すぎるね。。

 

そして「近所」っていうチョイスも好き

 

「眩しい近所の夜空」

「教えて近所の青空」

「目が合う近所の空」

 

3段階の空の下を通ってきた。

夜空も青空も空も。

調べてみたら全部晴れだった。

 

 

よく歌詞書く人が空で気持ちを表したり、雨で涙を表したりするけど、空の表現晴れてた…

 

私はこの曲聞いたあと「はぁ良かった!」「やっぱりいい曲だね!」ってただ満足するだけじゃなくて「よし!また頑張ろ」って思える。頑張れなくていい。って言ってくれてるのに、嫌になったっていいって言ってくれてるのに、それでも「よし!」って思えるんだよなぁ… これが「間違っちゃいない」に隠された魔法なんだろな…

 

ただ感動するだけじゃない。

WESTV!のツアー中、ユニット前に言う重岡くんの挨拶見てて思ったのが、「今しんどい人」とか沢山「〇〇な人」って言うてたけど、絶対誰もが当てはまるんだよね。

 

「僕と同じ気持ちをしてる人がいるんだったら、そんな人を元気にしたい」って思ってくれる重岡くんの考え方がかっこいい(´;ω;`) 

 

間違っちゃいないの前の挨拶で「会えない期間の辛い時今日を思い出してください。そんないつかのためにいま歌います(ニュアンス)」って言ってくれた

ってこのレポ。

これを言える重岡くんほんとに素敵。

ファンと同じようにライブを楽しみにしてくれてて、会ったらテンション爆アゲになってペース配分わからんなって後半疲れちゃう所とかほんまになんで?って思うけど(笑)

ライブが終わって次会えるまでの期間のことまで考えてくれるなんて(´;ω;`)

ありがとう。

きっと間違っちゃいないをライブで色んなところで歌っている中で「こういう人にも聞いて欲しい!」ってのが増えて言ったんやと思うけど(笑)そういう感性豊かなところも好きです。

 

いろんな人に聞いて欲しいなぁって思うのも、重岡くんが書いたからとかじゃなくて、単純に、心からこの曲がいいと思ってるから。

 

はまちゃん、かみちゃんとやってることにも私は意味があると思ってる。

話し合いしてもなかなか意見を真面目に受け止めてくれないって言ってたり、いじられまくりの濵田くん。

重岡くんのことをよく理解していて、曲を作るという点でも時間かけて丁寧に最後までやり遂げたい気持ちをも汲み取って、待っててくれる神山くん。

この3人でやるから生まれた歌詞だなって心から思ってます。そして3人の歌声が、3人の歌声楽器の音が、全てあわさった時にたくさんの人を感動させて、一人一人の胸に届くんだなと思いました。

 

初めは反対されたものがこうやって全員から「ええ曲」って言われてて私は嬉しいです。そのまま無しにならなくてよかったってほんっっまに思います。

 

 

 

 

素敵な曲を、歌詞をありがとう。

これからの人生もたくさんたくさん

輝いて羽ばたいてください!!!!!